シミ くすみ 美白

アミノ酸の美白効果

シミやくすみに有効な三大美白成分については既に述べましたが、美肌成分である、コラーゲンやヒアルロン酸の原料となるアミノ酸にも、美白成分があります。メラニンの生成をコントロールしたり、血行を良くして、肌のターンオーバーを促進する働きがあるのです。

 

アミノ酸は、身体の組織を構成する、一番小さいタンパク質です。肌細胞の材料となるだけでなく、細胞分裂に必要な酵素の材料にもなるのがアラニン、プロリン、グリシン、グルタミン、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)などのアミノ酸で、これらの働きで、肌細胞の再生が活発になり、肌のターンオーバーが促進されます。

 

システイン
メラニンの生成をコントロールする(シミを防ぐ医薬品として承認されています)
システインはメチオニンとセリンが代謝してできます。

 

グルタチオン(トリペプチド) (システインとグリシン、グルタミン酸の3つのアミノ酸が結合してできる)
メラニンの生成を活発にする酵素、チロセナーゼの働きを抑え、紫外線によって発生する活性酸素を除去します。

 

これらのアミノ酸をサプリメントで摂取し、身体の中から美白、若返りましょう!

美白化粧品を使う前に

シミには種類があります。シミの種類とその原因を考え効果のあるケアをして若返りましょう。

 

肝班
頬の高いところや、鼻の下、額に左右対称にできる、少しぼやけたようなシミ。30代〜40代の女性に一番多くみられ、妊娠や更年期、婦人科系のトラブルなどによるホルモンのバランスの乱れが大きく影響していると言われています。
→ ビタミンCとハイドロキノンが効果的です。レーザー治療はシミをさらに濃くしてしまいます。

 

老人性色素班
紫外線のダメージが長い間蓄積されてできる肌の老化現象です。シミの境目がはっきりしていて、色が均一で濃いのが特徴です。30代後半から40代以降に多くみられます。でき始めなら、美白化粧品などで薄くすることはできますが、濃くなった場合はレーザー治療でないと改善しにくいでしょう。

 

雀卵斑
いわゆる「そばかす」、鼻を中心にできます。遺伝的な原因が多く、レーザー治療でないと取れにくいシミです。

 

炎症性色素沈着
化粧かぶれやニキビなど、皮膚の炎症後にできるシミで年齢に関係なくできます。紫外線対策をしっかりして、ビタミンCなどで肌のターンオーバーを促進すれば徐々に消えていきます。レーザー治療は会いません。

 

脂漏性角化症
平たいほくろのようものが、しだいに盛り上がり、イボ状になります。顔以外の部分に出来ることが多く、レーザー治療が効果的です。
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